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うさぎが食べてはいけないものは、大きく3つ
部屋んぽ中に少し目を離したすきに、テーブルの上のものをかじられていた。あとから調べて、これ食べさせて大丈夫だったのかなと不安になりますよね。うさぎは口に入るものならとりあえずかじってみるので、危ないものを先に知っておくと、あわてる場面がぐっと減ります。
避けたいものは、中毒を起こすもの・体のしくみに合わないもの・量が増えると困るものの3つに分けると整理しやすくなります。この記事では、この順に見ていきます。
もう一つ、頭に入れておきたいことがあります。うさぎは人や犬猫と違って、食べたものを吐き戻すことができません。飲み込んでしまうと出す手段がないので、口に入れさせない工夫が対策のほとんどを占めることになります。
中毒を起こすおそれがあるもの
まずは、少量でも体調を崩すおそれがあるとされているものです。うさぎ用のおやつとして売られることはないので、その多くは人の食べものか、台所にあるものになります。
- ねぎ類(玉ねぎ・長ねぎ・にら・にんにく)
- アボカド
- チョコレート・ココア
- コーヒー・紅茶・緑茶などカフェインを含む飲みもの
- アルコール類
- じゃがいもの芽と、緑色になった皮
- 生の豆類・銀杏
- りんご・もも・さくらんぼの種
ねぎ類は、加熱してあっても成分が残ります。刻んだねぎが床に落ちていた、汁ものをこぼした、という形で口に入ることがあるので、キッチンの近くで部屋んぽをさせている方は気をつけたいところ。
チョコレートやコーヒーは、犬で知られている中毒と同じ成分が原因です。うさぎは体が小さいぶん、ほんの一口でも影響が出やすいと考えておきましょう。りんごを切って分けるときは、種と芯を外してから渡すのを習慣にしておくと安心ですよ。
体のしくみに合わないもの
中毒とは別に、うさぎの消化に向いていないものがあります。うさぎは盲腸で繊維を発酵させて栄養にしているので、繊維の少ないものが入ると、お腹の中の細菌のバランスが崩れやすくなります。
代表は、パン・ごはん・シリアル・人のお菓子など、炭水化物や砂糖の多いもの。少しならいいだろうと渡してしまいがちですが、うんちが小さくなったり、軟便が続いたりすることがあります。
牛乳・ヨーグルト・チーズといった乳製品も向いていません。大人のうさぎは乳糖を分解しにくく、下痢につながることがあるためです。肉・魚・卵も、草食動物のうさぎには要らないもの。犬や猫のフードを分けるのも避けましょう。
野菜や果物は、種類と量で分かれます
野菜ならどれでも体にいい、と思ってしまいますよね。ただ実際は、うさぎに向く野菜と、控えておきたい野菜があります。
ほうれん草はシュウ酸が多い野菜です。うさぎは余ったカルシウムを尿で出すしくみを持っていて、尿がにごりやすい子では量を控えたほうがよいとされています。キャベツ・ブロッコリー・小松菜などはお腹にガスが溜まりやすいので、毎日たっぷりではなく、少量ずつ。
レタスやきゅうりは水分が多く、たくさん食べると軟便になります。果物は糖分が高いため、ごほうび扱いにしておきましょう。にんじんも甘い野菜なので、主食のつもりで置きっぱなしにすると食べ過ぎになります。
1日にどのくらいまでなら渡していいかは、うさぎのおやつはどのくらいあげていい?でまとめています。
庭やベランダの植物にも、危ないものがあります
見落としやすいのが植物です。花壇や鉢植えの草花には、うさぎが食べると中毒を起こすとされるものがいくつもあります。
とくに気をつけたいのは、スイセン・チューリップ・スズラン・アサガオ・シクラメン・アジサイ・キョウチクトウ・ポインセチアなど。球根や種の部分に成分が集まっているものもあり、掘り返してかじってしまうことも起こります。
室内なら、ポトス・モンステラ・アイビーといった観葉植物。床に置いた鉢は棚の上へ動かすか、部屋んぽの時間だけ別の部屋へ移しておくと安心です。トマトやじゃがいもの葉・茎も食べさせないもののひとつなので、家庭菜園のおすそ分けは実だけにしておきましょう。
野草を食べさせたい場合は、道ばたの草ではなく、うさぎ用に売られているものを選ぶほうが安全です。除草剤や排気ガスがかかっていないかどうかは、見た目では分からないためです。
食べもの以外で、うっかり口に入るもの
誤食で動物病院に行くことになるのは、食べものだけではありません。電気コード・ビニール袋・カーペットの繊維・紙類・木製家具の塗装あたりが定番です。
繊維やビニールは、お腹の中で毛と一緒に固まってしまうことがあります。カーペットをほじる癖のある子なら、床材を替えるか、その場所に入れないようにしておきたいところ。
電気コードは、かじると感電のおそれもあります。対策のしかたはうさぎのコードカバーのおすすめで紹介しているので、部屋んぽの前にあわせてチェックしてみてください。
食べてしまったときにすること
気づいたときは、まず何を・どのくらい・いつ食べたかを書き留めてください。かじった葉や包装が残っていれば、片づける前に写真を撮っておくと診察のときに役立ちます。
そのうえで、動物病院に電話で相談を。うさぎは吐き戻せないので、家でできることはほとんどありません。様子を見ているあいだに悪くなることもあるため、判断を待たずに連絡するほうが結果的に早く済みます。
とくに見ておきたいのが、食欲とうんちです。半日から1日、ほとんど食べずうんちも出ていないときは、急いで受診しましょう。気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院で相談しましょう。
迷ったときに渡せるおやつを決めておく
避けるものを全部覚えるより、これなら渡していいというものを先に決めておくほうがラクです。うさぎ用として作られているものなら、量さえ守れば心配することが少なくなります。
人の野菜を分けるかわりに置いておける、うさぎ用の乾燥野菜のミックスです。数種類が混ざっているので、どれに反応するか見ながら少しずつ渡せます。口コミでは、量が多くて長く持つという声が見られました。
詳しくはうさぎの乾燥野菜のおすすめで紹介しています。
果物を切って分けると種や皮が気になりますが、うさぎ用のドライフルーツならそこを考えずに渡せます。甘みが強いので、爪切りや通院のあとのごほうびに少しだけ。レビューを読むと、1回分が大きめなので割って使っている方もいるようです。
詳しくはうさぎのドライフルーツのおすすめで紹介しています。
摘んできた草のかわりに渡せる、うさぎ用の野草のミックス。除草剤や排気ガスを気にせず、タンポポやオオバコのような草の味を試せます。口コミでは、香りが強くて食いつきがいいという声が目立ちました。
詳しくはうさぎの野草・ハーブのおすすめで紹介しています。
よくある質問
少しかじっただけでも動物病院に行ったほうがいいですか
ねぎ類・アボカド・チョコレート・球根など中毒のおそれがあるものは、量が少なくても電話で相談しておくと安心です。葉物野菜を多めに食べた程度なら、うんちと食欲を見ながら半日ほど様子を見る形でもかまいません。迷ったときは連絡しておくほうが、あとで悔やまずに済みます。
人の食べものを欲しがって鳴くときはどうすればいいですか
欲しがる場面をなくすほうが早いので、部屋んぽの時間と食事の時間をずらしてみてください。テーブルに上がれてしまう配置なら、椅子をしまうだけでも届かなくなります。それでもねだるときは、牧草かうさぎ用のおやつに替えて渡しましょう。
反対に、あげてもいい野菜はありますか
小松菜・大葉・パセリ・セロリの葉・にんじんの葉などは、少量なら食べさせてよいとされています。ただ、うさぎによってお腹の強さが違うので、1種類ずつ少しから始めて、翌朝のうんちを確認していくのがおすすめです。軟便が出た野菜は、いったんやめておきましょう。
危ないものを覚えて、安心して過ごそう
うさぎが食べてはいけないものは多く見えますが、中毒を起こすもの・体のしくみに合わないもの・量が増えると困るものの3つに分けると覚えやすくなります。吐き戻せない動物なので、口に入れさせない工夫がいちばんの対策です。
渡していいものを先に決めておくと、迷う場面そのものが減ります。植物やコードなど食べもの以外にも目を配りながら、安心して部屋んぽできる部屋にしていきましょう。





