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家族の分の防災リュックは用意したのに、うさぎの分には何を入れればいいのか分からない。調べても出てくるのは犬や猫の話ばかりで、牧草や水をどうするかまでは書かれていないことが多いですよね。うさぎは場所が変わると食べなくなることがあるので、そろえるものも犬猫とは少し違ってきます。
この記事では、うさぎの持ち出し袋に入れておきたいものを一覧にして、家の中でできる備えまでまとめました。そろえる順番も書いているので、まだ何も用意していない方は、ここから1つずつ足していけます。
目次 [非表示]
うさぎの持ち出し袋に入れるもの
まず、入れておきたいものを並べます。全部をいきなりそろえなくて大丈夫です。
- キャリーバッグ(移動と、避難先での居場所になる)
- 食べ慣れたペレットと牧草を3〜7日分(1日ずつ小分けにしておく)
- 飲み水と、携帯用の給水器
- トイレシーツ・ペットシーツ・ビニール袋
- ハーネスとリード
- タオル2〜3枚と新聞紙
- 保冷剤とカイロ
- 飲んでいる薬、強制給餌用のシリンジ
- かかりつけの病院名と電話番号、うさぎの写真、体重と年齢を書いたメモ
- ガムテープと油性ペン
このうち、最初に用意したいのはキャリーです。キャリーが無いと、そもそも家から連れ出せません。ほかのものは後から足せますが、ここだけは代わりがききません。
次に水とごはん。残りは、ふだん使っているものを袋に1セット分ずつ移すだけで形になります。写真とメモを入れるのは、はぐれたときに探してもらうためで、スマホが使えない状況を考えると紙のほうが確かですよ。
薬やシリンジは、使い方を知らないまま入れても出番がありません。扱いはうさぎの強制給餌シリンジのおすすめで紹介しています。
水とごはんは3日分から、できれば7日分
うさぎは、食べ慣れないものだと口をつけないことがあります。避難先で新しい牧草に替わると、それだけで食べる量が落ちてしまうもの。だから備蓄は、ふだん食べているペレットと牧草をそのまま入れておきます。
牧草はかさばるので、1日分ずつ袋に分けて空気を抜くと小さくなります。少量パックをそのまま入れておく手もあって、こちらは袋に入れっぱなしにしても傷みにくいのが便利なところ。小分けのものはうさぎの牧草のお試しセットにまとめました。
入れたら、半年に1回は中身を入れ替えましょう。賞味期限が切れたままになっていることがいちばん多いので、衣替えや換毛期の掃除とまとめてしまうと忘れにくくなります。
避難所に行けないときの備え
うさぎを連れての避難は、自宅にとどまるか車の中で過ごすことになる場合が多いです。避難所でペットを受け入れていても、置き場所が屋外のテントだったり、鳴かない動物でも別室だったりします。ここが犬猫といちばん違うところですよね。
となると、家の中で数日しのげるかどうかが大きく変わってきます。停電すると冷房も暖房も止まるので、夏は保冷剤と凍らせたペットボトル、冬はカイロと毛布でケージをくるめるようにしておきたいところ。室温の考え方はうさぎの冬の寒さ対策が参考になります。
車で過ごす場合は、エンジンを切ったあとの温度が心配です。うさぎは暑さに弱いので、日なたに停めない・窓を少し開けられる場所を選ぶ、この2つだけでも覚えておくと動きやすくなります。
火災とケージの置き場所も見ておく
ペット専用の消火グッズというものは、ほとんど売られていません。備えるのは、家庭用の住宅用火災警報器と消火器です。そのうえで、ケージから玄関までの道に物を積まないようにしておくと、連れ出すときにつまずきません。
ケージの置き場所も一度見てみましょう。窓ガラスのそば、背の高い家具の倒れてくる向き、吊り棚の真下は避けたいところ。キャスター付きのケージなら、ふだんはロックしておいて、動かすときだけ外す形にしておくと転がりません。
コードをかじる子の場合は、電気カーペットやヒーターのコードも確かめておきます。留守番中に火元になりやすいので、カバーや配線の通し方は冬の前に見直しておくと安心です。
持ち出し袋に入れておきたいもの
ここからは、袋に入れるものを具体的に。ふだんの生活でも使えるものを選ぶと、いざというときに迷いません。
避難のときに連れ出せるかどうかは、ふだん使いのキャリーがあるかで決まります。これは布製で軽く、通院にも持ち出しにも使えるタイプ。部屋に出しっぱなしにして中でおやつを食べられるようにしておくと、慌てる日にも自分から入ってくれますよ。
避難先では、ケージに取り付けるボトルがそのままでは使えません。携帯用の給水器があれば、キャリーの中にいる状態でも飲ませられます。ステンレス製なので、持ち出し袋に入れたままにしておきやすいもの。
建物から出るとき、避難先でキャリーから出すとき。ハーネスとリードを着けておけば、驚いて走り出しても抱え直せます。急に着せると嫌がる子が多いので、ふだんから短い時間で慣らしておきましょう。
断水のときにいちばん困るのが水です。ペット用の飲料水なら、カルシウムなどのミネラル分を気にせずそのまま飲ませられます。小さなボトルを数本、持ち出し袋と家の備蓄に分けて置いておくと取り回しが楽になります。
よくある質問
持ち出し袋は、どこに置いておけばいいですか
玄関か、ケージの近くがおすすめです。押し入れの奥にしまうと、取り出しているあいだに時間が過ぎてしまいます。家族で暮らしているなら、置き場所を全員が知っているかも確かめておきたいところ。
避難所にうさぎを連れて行けますか
受け入れの決まりは市区町村ごとに違います。住んでいる自治体のサイトで、ペット同行避難ができる場所と条件を先に調べておきましょう。ケージやキャリーに入れておくことが条件になっている場合が多いです。
避難したあと、食べなくなってしまったら
まず水を飲めているか、うんちが出ているかを見ます。半日食べていないようなら受診の目安なので、気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院で相談しましょう。前ぶれの見方はうさぎのうっ滞にまとめています。
備えは、キャリー1つから始めよう
うさぎの防災は、持ち出し袋とキャリー、そして家の中の置き場所の3つで形になります。全部そろえようとすると手が止まってしまうので、キャリー、水とごはん、ハーネスの順に足していくのがおすすめです。
袋ができたら、半年に1回は中身を見てみましょう。ぜひ、何も起きていない今のうちに1つ目から始めてみてください。








