コラム

うさぎのお迎え初日は何をする?触らない期間と1週間の過ごし方

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

ケージに入れた初日から牧草に口をつけないまま、夜になってしまった。そっとのぞくと隅でじっと固まっていて、このままで大丈夫なのかと落ち着かないですよね。お迎えの初日にすることは、ケージに入れて、水と牧草を置いて、あとは静かにしておくことだけです。ただし、半日たっても何も口にしていない・うんちが出ていないときは別で、ここだけは早めに動きます。

この記事では、お迎えの初日から1週間までを、やってよいこととまだ待つことに分けてまとめました。触らずに過ごす期間の長さ、食べないときの受診の目安、ケージの置き場所と最初の食事まで順に紹介します。

お迎え初日にすることは、3つだけ

初日にすることは、ケージに入れる・水と牧草を置く・静かにしておくの3つです。キャリーから移したら扉を閉めて、そのまま離れます。

迎えた日はうれしくて何度も様子を見たくなりますが、うさぎの側からすると、知らない場所で知らない相手が行き来している状態。テレビや音楽を消して、人の出入りも少なめにしておくと落ち着きやすいです。声をかけるのは構いません。ケージの中に手を入れるのだけ、やめておきましょう。

温度は、室温20〜25℃・湿度40〜60%を目安に。移動で体が冷えたり、逆に夏場で熱がこもったりしたあとなので、初日はとくに空調を切らないでおきたいところです。

わが家でも、初日はケージの前を通るたびにのぞいてしまい、そのたびに奥で固まっていました。2日目から見るのをごはんと掃除のときだけに決めたら、その日の夕方には牧草を引っぱり出すようになりましたよ。

触らない期間は、1週間が目安

抱っこや、ケージの中に手を入れて撫でるのは、お迎えから1週間ほど待つのがおすすめです。うさぎは自然界では追われる側なので、警戒がとけるまでに時間がかかるといわれています。

何をどこまでしていいのか迷いやすいところなので、日数ごとに並べておきます。

日数してよいことまだ待つこと
1日目水と牧草を置く・声をかけるのぞき込む・手を入れる
2〜3日目ごはんと水の交換・トイレ掃除撫でる・抱き上げる
4〜7日目手のにおいを嗅がせる抱っこ・部屋んぽ
8日目〜短い部屋んぽ・手からおやつ無理な抱っこ

1週間という数字は、あくまで区切りです。食べる・寝る・うんちが出るの3つが元に戻ってからが、本当のスタートだと考えてください。距離が縮まるまでの流れはなつくまでの期間にまとめています。

初日に食べない・うんちが出ないときの見分け方

お迎え当日に食べる量が落ちるのはよくあることですが、半日まったく口にしていないときは受診の目安に入ります。環境が変わると数口で止まってしまう子もいるので、食べた量よりも、うんちの数と大きさを見ておくと判断しやすいです。

次のような様子があるときは、様子見ではなく動物病院に連絡したい場面です。

  • 半日、牧草もペレットも口にしていない
  • うんちが丸1日出ていない、急に小さくなった
  • 水を飲んでいない、体を丸めたまま動かない
  • 下痢をしている、あごや前足がよだれで濡れている

反対に、牧草は残しているけれどペレットは食べている、うんちの数は少し減ったが形は変わらない。この程度なら、半日ほど様子を見ても間に合うことが多いです。胃腸の動きが落ちたときのサインはうっ滞で詳しく紹介しています。

気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院で相談しましょう。(参考:公益社団法人日本獣医師会・環境省「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」)

ケージの置き場所は、人の通り道から外す

置き場所は、人が行き来する動線から外した壁際がおすすめです。ドアのそば・テレビの横・エアコンの風が直接当たる場所・直射日光が入る窓辺は、落ち着きにくくなります。

壁を2面つかえる角に置くと、見られる方向が減ってくれます。目線の高さも関係していて、床にじか置きだと人が見下ろす形になるので、台にのせて少し高くすると視線がやわらぐことがありますよ。

初日は、ケージの中に隠れられる場所をひとつ作っておくと安心です。ハウスがまだ無ければ、牧草を多めに入れた箱やトイレの陰でも構いません。サイズや掃除のしやすさから選び直したい方はうさぎのケージのおすすめをどうぞ。

最初の1週間の食事は、お店と同じものを続ける

食事は、お店やブリーダーさんのところで食べていた牧草とペレットを、そのまま続けるのが安全です。お迎えのときに銘柄を聞いておくと、初日からの食べムラをひとつ減らせます。

切り替えたいものがあっても、落ち着く1〜2週間後まで待ちましょう。新しいほうを1〜2割だけ混ぜて、2週間ほどかけて入れ替えていくと、お腹への負担が小さくなるとされています。初日のおやつと野菜は無しで。

同じ銘柄が手に入らないときや、食いつきを見ながら決めたいときは、少量パックから試すのが手軽です。種類ごとの硬さの違いはうさぎのチモシーのおすすめで、少量ずつ比べたい方はうさぎの牧草のお試しセットのおすすめで紹介しています。

お迎えまでにそろえるものを一通り確認しておきたい方は、はじめての方へもあわせてチェックしてみてください。

2〜3日目に隠れて出てこないのは、よくあること

2日目になっても奥から出てこない、夜中に足ダンや金網をかじる音が続く。どちらもお迎え直後には起こりやすい反応で、慣れるにつれて落ち着いていくことが多いです。

この時期に困っている方が多いのは、トイレ以外の場所でうんちをすることですね。最初は覚えていないのがふつうなので、片づけるときに数粒だけトイレに移しておくくらいで十分。位置や敷きものの直し方はうさぎがトイレを覚えないときに見直すことにまとめました。

逆に、距離が遠のきやすいのはこの3つです。追いかけてケージから出す、家族が順番に抱き上げる、来客に見せる。どれもお迎えから1週間は見送りにしておくと、あとがずっと楽になります。

よくある質問

部屋んぽはいつから始められますか

食事とうんちが元に戻ってから、お迎えの1週間〜10日後くらいが目安です。最初は10分ほどで切り上げて、戻るのを待つ時間も含めて短めにしておくと負担が少なくなります。範囲を区切るものはサークルが使いやすいですよ。

お迎えのあと、動物病院にはいつ行けばいいですか

落ち着いてきた1週間前後に、一度みてもらうのがおすすめです。お店の健康保証が2週間ほどに設定されていることが多いので、その期間内に受診できると、何かあったときの相談もしやすくなります。探し方はうさぎの動物病院の探し方、家で見る項目はうさぎの健康チェックと健康診断にまとめています。

初日の夜は、電気を消して寝ても大丈夫ですか

ふだんどおり消して構いません。うさぎは明け方と夕方によく動く動物なので、夜に音を立てても心配しなくて大丈夫です。気になるときは、ケージの一部に布をかけて、暗くできる面を作っておきましょう。

初日は、何もしない日にしよう

お迎えの初日は、ケージに入れて水と牧草を置いたら、あとは静かに過ごすだけで十分です。触れるのは1週間後からと先に決めておくと、かまいたくなる気持ちと折り合いがつけやすくなります。

見ておくのは、食べた量ではなく、うんちの数と大きさ。半日食べていない、うんちが丸1日出ていないときだけは早めに動くと覚えておけば、最初の1週間で迷う場面はぐっと減るはずです。ぜひ、うさぎが慣れていくペースに合わせて過ごしてみてください。