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お迎えして数日たっても、ケージの奥から出てきてくれない。手を近づけると鼻先だけ寄せて、すぐに下がってしまう。この子と仲よくなれる日は来るのかなと、不安になりますよね。
うさぎは、時間をかけて相手を覚えていく動物だといわれています。この記事では、なつくまでにかかる期間の目安と、お迎え直後からの接し方の順番をまとめました。急がないことが、いちばんの近道です。
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うさぎがなつくまでの期間は、どのくらい?
どのくらい待てばいいのか、先に見当がついているだけで気持ちはずいぶん楽になりますよね。目安として、お迎えから1週間ほどは部屋のにおいや音に慣れる時間。そこから2週間〜1か月ほどで、手からおやつを食べてくれる子が多いです。
足元まで寄ってくる、そばでごろんと寝そべる。こうした様子が出てくるのは、早い子で3か月、ゆっくりな子だと半年から1年ほどかかります。同じ日にお迎えしても、進み方はまったくそろいません。
生後4〜6か月ごろは、いわゆる思春期にあたります。それまで甘えていた子が急にそっけなくなることもありますが、一時的なものとされているので、接し方を変えずに過ごしてみてください。品種ごとの性格の傾向はうさぎの種類と性格にまとめています。
お迎え直後の1週間は、あえて構わない
いちばん仲よくなりたい時期に、何もしないで待つ。これがなかなか難しいところです。ただ、うさぎは自然界では追われる側の動物で、知らない場所に来た直後はずっと警戒しています。
最初の数日は、ごはんと水の交換、トイレの掃除だけにとどめておくと落ち着きやすいです。声をかけるのは構いませんが、ケージの中に手を入れて追いかけるのは、もう少し先。抱き上げるのは、さらにあとになります。
このとき、ケージの中に隠れられる場所があるかどうかで、落ち着き方が変わってきます。うさぎは体をすっぽり入れられる場所があると安心しやすいので、ハウスや木の箱をひとつ置いておきたいところ。選び方はうさぎのハウスのおすすめで紹介しています。
お迎え前にそろえておくものを確認しておきたい方は、うさぎの初期費用はどれくらいかかる?お迎え前にそろえるものを詳しく紹介もあわせてどうぞ。
距離が縮まるのは、この順番
いきなり撫でようとすると、たいてい逃げられます。うさぎとの距離は、段階を飛ばさないほうが結果的に早く縮まりますよ。
1. 同じ部屋で、静かに過ごす
まずは、うさぎがいる空間で何もせずに過ごす時間を作ります。床に座ったり寝そべったりして、目線をうさぎと同じ高さまで下げるのがコツ。上から見下ろす姿勢は、天敵の構図にそっくりだといわれています。
こちらから近づかずにいると、そのうち向こうから様子を見にきます。近づいてきたときに手を伸ばすと振り出しに戻るので、動かずにやり過ごしましょう。
2. 手からおやつを食べてもらう
寄ってくるようになったら、手のひらに少しだけおやつをのせて差し出してみてください。食べてくれなくても、においを嗅ぎにきた時点で十分な前進です。
このとき、おやつは横から、低い位置で出すのがおすすめ。うさぎは目の構造上、鼻先の真下が見えにくいといわれているので、正面に差し出すと気づいてもらえないことがあります。
3. 撫でるのは、頭から背中だけ
手を怖がらなくなったら、頭のてっぺんから耳のうしろ、背中にかけてをゆっくり撫でます。うさぎが自分で毛づくろいしにくい場所で、ここを触られるのは受け入れやすいとされています。
反対に、あごの下・お腹・足先・しっぽは、嫌がる子が多い場所です。抱っこも最後まで取っておきます。力ずくの抱っこ1回で、それまでの数か月が巻き戻ることがあります。
なついてきたサインと、逆効果になりやすい接し方
うさぎは表情がほとんど変わらないので、心を開いてきても気づきにくいです。足元をぐるぐる回る、そばで足を投げ出して寝そべる、あごを手や家具にこすりつける。こうした動きが出てきたら、その場所とこちらを安心できる相手だと思ってくれている合図だといわれます。
しぐさごとの意味はうさぎのしぐさの意味で詳しく紹介しているので、気になる動きがあれば照らし合わせてみてください。
逆に、距離が遠のきやすいのは次のような場面です。ケージの中に手を入れて掃除する、部屋んぽの途中で捕まえてケージに戻す、追いかけて抱き上げる。どれも、うさぎ側からすると嫌なことをしてくる相手として覚えられてしまいます。
掃除はうさぎが外に出ているあいだに、ケージに戻すのはおやつで誘って自分から入ってもらう。この2つを変えるだけでも、日々の印象はずいぶん違ってきますよ。
仲よくなる時間に使えるもの
手から食べてもらう練習と、触られることに慣れてもらう時間。この2つで役に立つものを挙げておきます。どれも少量・短時間から始めるのが基本です。
乾燥野菜は1枚が軽く、小さくちぎって渡せるので、手から食べてもらう練習に向いています。数種類が混ざっているぶん、うさぎによって好みが分かれるため、少量から試すのがおすすめです。口コミでは、好きな野菜だけ先に食べてしまうという声も見かけます。
与える量や頻度の目安はうさぎの乾燥野菜のおすすめに、1日のおやつ全体の考え方はうさぎのおやつはどのくらいあげていい?にまとめています。
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詳しくはうさぎのピューレのおすすめで紹介しています。
背中を撫でられるようになってきたら、ブラッシングもふれあいの時間に変わります。換毛期に毛が抜け続ける時期は、飲み込む毛を減らす意味でも続けておきたいところ。口コミでは、力を入れて当てると嫌がるという声が多いので、毛の流れに沿って軽く動かすくらいで十分です。
毛づくろいで飲み込んだ毛が体の中にたまると、食欲が落ちることもあります。気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院で相談しましょう。ブラシそのものの選び方はうさぎのブラシのおすすめをどうぞ。
触られるのがどうしても苦手な子とは、遊びを通したほうが距離が縮まることもあります。牧草を編んだボールなら、転がして遊びながらかじれるので、そばで見ているだけの時間も作りやすいですよ。かじる力が強い子だと早めにほどけてしまうという声もあり、消耗品として考えておくと気楽です。
詳しくはうさぎの牧草おもちゃ・牧草ボールのおすすめとうさぎ用ボールのおすすめで紹介しています。
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何か月たってもなつきません。何が原因でしょうか
進み方には大きな個体差があるので、月数だけで焦らなくて大丈夫です。抱っこや追いかける場面が続いていないかだけ振り返って、しばらくは同じ部屋で静かに過ごす時間に戻してみてください。
オスとメスで、なつきやすさは違いますか
一般には、オスのほうが甘えてくる子が多いといわれます。ただ、性別より、その子の性格とお迎えしてからの接し方のほうが影響が大きいので、あまり気にしすぎなくていいでしょう。
名前を呼ぶと覚えてくれますか
音とセットで覚えていく子は多いです。おやつを渡す前に名前を呼ぶようにしておくと、呼びかけといいことが結びつきやすくなりますよ。
焦らず、うさぎの時間に合わせよう
うさぎとの距離は、待つ時間と、嫌なことをしない積み重ねで縮まっていきます。1週間はそっとしておく、次に手から食べてもらう、撫でるのはそのあと。この順番を守るだけで、迷う場面はぐっと減るはずです。
なかなか寄ってきてくれない時期は不安になりますが、慣れるまでの長さはその子の性格によるところが大きいもの。ぜひ、うさぎのペースに合わせてゆっくり過ごしてみてください。






