コラム

うさぎのうんち・おしっこで分かる健康サイン

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トイレを掃除していて、今日はうんちが小さい気がする。おしっこがオレンジ色で、血かと思ってぎょっとした。どちらも毎日見ている場所なのに、これが普通なのかどうかは分からなくて不安になりますよね。うさぎは体調が悪いことを隠すので、飼い主さんが先に気づけるのは、たいていうんちとおしっこです。

この記事では、健康なときの見た目と、気をつけたい変化、動物病院に行く目安をまとめました。毎日のトイレ掃除が、そのまま健康チェックになります。

健康なうんちは、大きくて数が多い

まず覚えておきたいのは、いつものうんちの見た目です。元気なうさぎのうんちは丸くて乾いていて、大きさは小粒の豆くらい。指でつまむと軽くつぶれて、中から牧草の繊維が見えます。

数は1日に100粒を超えることもめずらしくありません。多すぎるのではと心配になるかもしれませんが、うさぎの腸は牧草を1日じゅう送り続ける前提でできているとされています。よく食べている子のうんちは、大きくて数も多いと考えておくと分かりやすいですよ。

牧草をあまり食べず、ペレットやおやつの割合が多い子は、うんちが小さめになりがちです。食事の組み立てを見直したいときはうさぎのチモシーのおすすめが参考になります。

小さい・少ない・つながっているは、早めに気づきたい変化

うんちの変化は、数日かけてじわじわ出ることもあれば、半日で表に出ることもあります。掃除のときに次のようなところを見ておくと、気づくのが早くなります。

  • 粒が小さくなった、いつもより硬くて軽い
  • 数が減っている、トイレの隅に少ししかない
  • 丸1日、うんちが出ていない
  • 毛でつながって、数珠のようになっている
  • べたついた軟便がついている

小さく硬いうんちは、牧草や水分が足りていないときに出やすい形です。数が減る・出ないは食べる量が落ちているサインなので、あわせて牧草の減り方も見ておきたいところ。動きが落ちた状態についてはうさぎのうっ滞とは?サインと対処法について詳しく解説にまとめました。

数珠つなぎのうんちは、毛づくろいで飲み込んだ毛が混ざったもの。換毛期に出やすいので、この時期はブラッシングの回数を上げておくと安心です。体の中に毛がたまったときに起こることはうさぎの毛球症とは?症状と予防のしかたについて詳しく解説で紹介しています。

べたついた軟便は、食べたものや急な温度の変わり目で出ることもあります。おなかがゆるくなったときの原因と、家で見ておきたいことはうさぎの軟便や下痢には要注意?原因と対処法について詳しく解説にまとめました。

盲腸便が残っているときは、食事の量を見直す

ぶどうの房のような、やわらかくて光沢のあるうんちを見たことがある方もいるはずです。これは盲腸便で、うさぎが自分でお尻から直接食べて栄養を取り込むもの。本来は飼い主さんの目に触れないうんちなので、トイレや床に残っているのは、食べきれていないということになります。

よくあるのは、ペレットやおやつが多くて栄養が足りてしまっている場合です。牧草の割合を増やして様子を見ると、落ちている量が減っていくことがあります。

太っていて体をねじれない、腰や足が痛い、歯が悪くて口が届かない。こうした理由で食べられないこともあります。急に残るようになったときや、お尻が汚れて固まっているときは、自己判断せず動物病院で相談しましょう。

そもそもなぜ自分のうんちを食べるのか、気になった方もいるはずです。盲腸便の役割と食べる仕組みはうさぎがうんちを食べるのはなぜ?盲腸便と食糞について詳しく解説で紹介しています。

おしっこは、色の幅が広い

おしっこは、黄色から濃いオレンジ、赤褐色まで幅があります。食べたものに含まれる色素や水分の量で変わるとされていて、乾くと赤っぽく見えることも。赤い色を見つけると血を疑ってしまいますが、色だけで決めるのは難しい場面です。

白く濁る、乾いたあとに白い粉やざらつきが残るのは、カルシウムが多く出ているとき。うさぎでは起こりやすいものの、続くようなら食事の内容と飲み水を見ておきたいところ。飲み水の硬度の話はうさぎの水のおすすめにまとめています。

色よりも気をつけたいのは、出るときの様子です。少しずつ何度も出す、力んでいるのに出ない、お尻を気にしている、いつもの場所以外でしてしまう。色の変化より、出しかたの変化のほうが急ぎます。気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院で相談しましょう。

動物病院に行く目安と、伝えること

受診の目安は、数字で決めておくと迷いません。半日以上食べていない、うんちが丸1日出ていない、おしっこが出にくそう。このどれかが当てはまるなら、様子を見るより連れて行ったほうが安全です。

診てもらうときは、いつから食べていないか、うんちの大きさと数の変化、おしっこの色と回数をメモして持って行くと話が早く進みます。気になるうんちやおしっこは、シーツごと袋に入れて持って行くという方も多いですよ。

体重も手がかりになります。週に1回はかっておくと、食べる量が落ちたことに数字で気づけます。はかり方や台の選び方はうさぎの体重計のおすすめをどうぞ。

毎日見るために、トイレまわりを整える

うんちとおしっこを見るのは、トイレを開けたときです。見づらい状態だと続かないので、敷くものは色と交換のしやすさで選ぶと観察がラクになります。

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白いシーツは、うんちの色やおしっこの濃さが分かりやすいのが観察向きなところ。両面吸収タイプなので裏返して使えて、1日2回トイレをのぞく暮らしでも枚数を抑えてくれます。口コミでは、かじる子には向かないという声があるため、スノコの下に敷く使い方が前提になります。

詳しくはうさぎのトイレシーツのおすすめで紹介しています。

掘るのが好きな子だと、シーツより木質ペレットのほうが合うこともあります。どちらにするかで迷ったらうさぎのトイレ砂とトイレシートはどっちがいい?を読んでみてください。

よくある質問

うんちの大きさは、どのくらいなら普通ですか

決まった数字より、いつものその子と比べるほうが役に立ちます。掃除のときに一度だけでも見ておくと、小さくなったことに気づけますよ。全体として、牧草をよく食べている子はうんちが大きめになるとされています。

おしっこが赤いときは、すぐ病院に行くべきですか

色素の影響で赤っぽくなることもあるので、色だけで決められません。出しかたがいつもと同じで元気に食べているなら、1日様子を見て、続くようなら受診でも間に合う場面が多いです。ただし力んでいる・少量ずつ何度も出すときは、その日のうちに動物病院で相談しましょう。

うんちが小さいけれど、食欲はあります。様子を見ていいですか

ペレットやおやつは食べても、牧草が減っていないなら腸の動きは落ちていることになります。何を食べたかと、うんちの数の両方で見てみてください。半日ぶんのうんちが出ていないようなら、受診の目安に入ります。

いつものうんちを、覚えておこう

うんちとおしっこは、うさぎが体調を教えてくれる数少ない場所です。大きさと数、おしっこの出しかた。この2つを覚えておけば、変わったときに気づけます。

半日食べていない、うんちが丸1日出ていない。この目安を決めておくと、迷って時間を使うことが減るはずです。ぜひ、明日のトイレ掃除から見てみてください。