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うさぎを飼ってみたいと思っても、犬や猫と比べて何がいいのかは、調べてみてもぼんやりしたままになりがちです。静かだと書かれていても、集合住宅で本当に平気なのかは分かりませんよね。大きいのは、鳴き声をほとんど出さないこと・散歩がいらないこと・1畳ぶんのスペースで暮らせることの3つです。ごはんとトイレのお世話も、合わせて1日15分ほどで回りますよ。
この記事では、うさぎと暮らすメリットを音・時間・場所の場面ごとに見ていきます。毎日のお世話にかかる時間、暮らしが合う人の条件、お迎え前に確かめておきたいことまで順番に紹介します。
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うさぎを飼うメリットは、音・時間・場所に出てきます
うさぎのいいところは、暮らしのかたちを変えずに迎えられる点に集まっています。先に全体を並べると、こんな形になります。
| 気になるところ | うさぎの場合 | 暮らしでどうなるか |
|---|---|---|
| 鳴き声 | ほとんど出さない | 夜も音のもめごとになりにくい |
| 散歩 | いらない | 雨の日も予定が崩れない |
| 置き場所 | 幅80cm前後のケージ1台 | 1畳弱のスペースで足りる |
| トイレ | 覚える子が多い | 掃除は1日5分ほど |
| 留守番 | 1泊2日までが目安 | 短い外泊なら預け先を探さずに済む |
| 体のにおい | ほぼない | 消臭はトイレまわりだけで足りる |
体をなめて自分で毛づくろいをする習性も助かります。においが残りにくいので、お風呂に入れる手間もありませんよ。
どれも、うさぎという動物の習性からそのまま出てくることです。鳴かないのも、散歩がいらないのも、飼いやすいように改良された結果ではありません。
鳴き声がないので、夜も音を気にせず過ごせます
うさぎは、犬や猫のように声で気持ちを伝える動物ではありません。のどから出すのはごく小さな音だけで、ブーブーと鼻を鳴らす程度。壁や床を通って隣の部屋まで届くような声は、まず出しません。
聞こえてくるのは、声ではなく体の動きの音です。後ろ足で床を叩く足ダン、ケージの金網をかじる音、牧草入れを動かすガタガタという音。うさぎが活発になるのは明け方と夕方から夜なので、この時間だけ床の音を受けておけば静かに過ごせますよ。
わが家でも夜中の足ダンが階下に響くのが気になって、お迎えから2か月でケージの下にコルクマットを敷きました。マット1枚で、階下に伝わる低い音はだいぶ収まってくれます。音が気になる部屋なら、ケージの下と部屋んぽの場所に敷いておくと安心です。
うさぎの部屋んぽ用マットのおすすめで、滑り止めの選び方をまとめています。足ダンそのものの意味を知りたい方は、足ダンの読み取り方もあわせてどうぞ。
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うさぎは、外に連れ出さなくても運動が足ります。ケージから出して部屋の中を自由に歩かせる部屋んぽで十分で、目安は1日1〜2回、1回30分〜1時間。朝と夜に分けている方も、夜にまとめて出している方もいます。
これが暮らしに効くのは、天気と時間に縛られないところです。雨の日に出る準備をしなくていいし、残業で帰りが遅くなった日も、ケージを開けるだけで済みます。真夏の暑い時間に外へ出す心配もありません。
部屋んぽの前にすることも、かじられそうなものを片づけておくくらいです。電源コードにはカバー、巾木や観葉植物はサークルで区切って届かないようにしておくと、こちらも落ち着いて見ていられます。慣れてきたら、動ける範囲を少しずつ広げていきましょう。
わが家では時間を決めずに出していたころ、ケージに戻すのに毎回30分かかる日が1か月ほど続きました。出す時間を30分に固定してからは、自分で戻るようになりましたよ。戻らないときの対処は部屋んぽのあとケージに戻らないときにまとめています。
ケージ1台ぶん、1畳弱のスペースで暮らせます
場所を取らないのも、うさぎを選ぶ方が多い理由の一つです。1匹なら幅80cm・奥行き50〜60cmのケージが目安で、設置面積は1畳弱。サークルは部屋んぽのときだけ広げて、終わったらたためます。
犬のように玄関や庭まで使う必要がないので、ワンルームでも置き場所を作れます。置くのを避けたいのは、直射日光の当たる窓際とエアコンの風が直接当たる場所。あとはテレビの隣のように、音が常に鳴っているところも落ち着きません。
注意しておきたいのが、賃貸の契約です。ペット可の物件でも、うさぎは対象外とされていることがあります。かじりによる傷を気にする大家さんもいるので、お迎え前に確かめておくと安心ですよ。賃貸で飼えるかどうかの確かめ方は別の記事で詳しく書いています。
ケージそのものの選び方はうさぎのケージのおすすめで、サイズごとに比べています。
短い外泊なら、留守番してもらえます
うさぎは、1泊2日くらいまでなら留守番ができます。牧草と水を多めに入れて、トイレをきれいにしておけば、1晩は問題なく過ごせる子が多いです。散歩に連れ出す動物ではないので、毎日決まった時間に帰らなければ、ということもありません。
ただし、2泊以上になるなら話が変わります。水が止まったり、牧草を食べ切ったりしたときに、気づける人がいない時間が長くなりすぎるためです。2泊からはペットシッターや、うさぎを預かってくれる病院・ホテルを探すほうが安心でしょう。
夏と冬は、エアコンをつけっぱなしにして出かけることになります。室温は18〜24℃、28℃を超えないようにが目安で、湿度は40〜60%あたり。短時間の外出でも、夏場にエアコンを切るのはやめておきたいところ。
留守中の室温が気になるなら、温度が見えるカメラを置いておく手があります。選び方はうさぎの留守番用ペットカメラのおすすめで紹介しています。冬の暖房の入れ方はうさぎに暖房は必要?をどうぞ。
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うさぎには、決まった場所でおしっこをする習性があります。そのため、ケージの角にトイレを置いておくと、自然とそこでするようになる子が多いです。しつけという感じのことをしなくても、うさぎが選んだ場所にトイレを合わせるだけでうまくいくことがよくあります。
掃除は、トイレの砂やシートを1日1回取り替えて、週に1回トイレ本体を丸洗いするくらい。1日あたりにすると5分前後で、朝の支度のついでに終わります。うんちは乾いた丸い粒なので、こぼれていてもほうきで集められますよ。
においについては、うさぎ自体の体臭はほとんどありません。気になるとしたらおしっこのアンモニア臭で、こちらはトイレと床をこまめに拭いておけば、部屋に残りにくくなります。
トイレの場所が決まると、念入りに掃除する場所も1か所にまとまります。おしっこが外でされるようになったときは、トイレの位置か敷きものが合っていないことが多いので、トイレを覚えないときの見直し方を確かめてみてください。
毎日のお手入れは、ブラッシングと2つの見回りで足ります
日々のお世話は、ブラシを入れることと、食欲とうんちを見ることでほとんど回ります。ふだんのブラッシングは週に1〜2回、1回5分ほど。手をかけたいのは春と秋の年2回、3〜4週間ほどの換毛期で、ここだけ毎日ブラシの時間を取ることになります。
換毛期にブラシを入れるのは、抜けた毛をうさぎが飲み込む量を減らすためです。うさぎは飲み込んだ毛を吐き出せないので、毛が増える時期だけは人の手で先に取っておきたいところ。やり方や道具はうさぎのブラシのおすすめで紹介しています。
体調のほうは、見ておく場所が食欲とうんちの2つに絞れます。朝のごはんをいつもどおり食べて、トイレに丸いうんちが並んでいれば、その日はひとまず大丈夫。半日まったく食べていない・半日うんちが出ていないのどちらかに当てはまるときは、その日のうちに動物病院へ連絡してください。気になる症状があるときは、自己判断せず動物病院で相談しましょう。
うさぎを診てくれる病院は、お迎えの前に見つけておくと落ち着いて通えます。探し方はうさぎの動物病院の探し方に、ふだん見ておく項目はうさぎの健康チェックと健康診断にまとめました。
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向いているかどうかは、動物に何を求めているかで分かれます。静かな動物と暮らしたい方、散歩の時間を毎日は作れない方、集合住宅で音を気にしている方には、うさぎはよく合います。日中は家にいなくても、朝と夜に30分ずつ時間が取れるなら足りますよ。
そばでなでて過ごす時間を楽しみたい方にも向いています。うさぎは床に座った人の手でなでられるのが好きな子が多く、慣れてくると自分から足元に寄ってきます。距離の縮まり方はなつくまでの期間で書いているので、迎える前に読んでみてください。
それから、うさぎの寿命は7〜8年で、10年を超える子もいます。小さな動物のなかでは長いほうなので、進学や転居をはさんでも一緒に過ごせる時間がありますよ。年齢の進み方はうさぎの寿命は何年?で換算表にしています。
よくある質問
一人暮らしでもうさぎは飼えますか
飼えます。日中の留守番ができて、鳴き声で苦情になりにくいので、一人暮らしで選ぶ方は多いですよ。心配なのは夏の室温と、自分が体調を崩したときの預け先なので、そこだけ先に決めておきましょう。一人暮らしでの留守中の過ごし方で、費用の目安まで書いています。
うさぎを飼うのに毎月いくらかかりますか
主にかかるのは牧草・ペレット・トイレの砂で、ここに年1回の健康診断が加わります。体の大きさや牧草の食べ方で変わってくるため、内訳で見たほうが掴みやすいです。月々の金額と抑え方はうさぎの飼育費用は月いくらかかる?に、お迎え前にそろえるものはうさぎの初期費用にまとめました。
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体の大きさと毛の量は品種で変わるので、換毛期の手間はそこで差が出ます。性格については同じ品種でも幅が大きく、品種で選ぶより、その子の様子を見て決めるほうが当たりますよ。違いはうさぎの種類と性格で品種ごとに紹介しています。
うさぎとの暮らしを、音と時間の面から考えてみよう
うさぎのいいところは、鳴き声がほとんどないこと、散歩がいらないこと、1畳弱のスペースで足りること。暮らしのかたちを大きく変えずに迎えられるのが、ほかの動物との違いですよね。
毎日のお世話も、ブラッシングと食欲・うんちの確認でだいたい回ります。あとはお迎えまでに病院を見つけて、エアコンの使い方を決めておけば、初日から落ち着いて迎えられますよ。はじめの数日の過ごし方はお迎え初日の接し方を見ながら準備してみてください。










